知るかバカうどん(しるかばかうどん、11月26日 - )は、日本の漫画家。大阪府出身。
来歴・作風
高校時代より同人活動を始める。
一水社からの依頼で2014年12月に『コミックMate』誌上で商業誌デビュー。2016年4月には初の単行本となる『ボコボコりんっ!』がメディアックスより刊行される。商業誌で活動する傍ら、同人サークル『ツルツルおうどん倶楽部』にて作品を発表している。
影響を受けた漫画として『最終兵器彼女』、『新宿スワン』、『闇金ウシジマくん』を挙げている。
所謂鬼畜系の漫画家である。商業誌・同人誌を問わず人間の負の部分を嫌というほど見せ付ける露悪的な描写が多く、作品には暴力、薬物、貧乏、強姦、拉致、監禁、いじめ、スカトロ、近親相姦、小児性愛、知的障害、四肢切断など陰惨な内容が見られ、登場人物も救いの無い末路を辿る事が殆どである。また荒廃した生活環境が舞台となることが非常に多い。物語については、作者が生まれ育った関西圏を舞台に展開されることが多く、登場人物の大半は関西弁を話す。
2017年に週刊漫画アクションでの『君に愛されて痛かった』連載の準備と、自身が交通事故に遭いその補償金を得たことと家庭環境の問題もあり上京し、東京に拠点を移した。
作品リスト
連載
- 君に愛されて痛かった (『漫画アクション』(双葉社)2017年12号 - 21号、『まんが王国』に移籍連載、既刊8巻) - 2023年2月に秋田書店から紙の書籍を刊行
単行本
- ボコボコりんっ!(2016年4月 メディアックス)
商業作品
脚注
注釈
出典
関連項目
- 山野一 - 貧困や差別、電波、畸形、障害者などの題材を得意とする鬼畜系漫画家。不幸の無間地獄的な作風から共通性が度々指摘されているが、知るかバカうどんはガロ系や鬼畜系といったアングラ文化による影響を明確に否定している。
- コミックMate - 一水社発行の鬼畜SMコミック。1992年9月創刊。2015年から『コミックMate L』として隔月刊行中。
- 鬼畜系
外部リンク
(18歳未満閲覧禁止のサイトあり)
- 知るかバカうどん (@bakaudondon) - X(旧Twitter)
- 昼間たかし (2016年9月1日). “【ルポルタージュ】初単行本『ボコボコりんっ!』女性マンガ家・知るかバカうどんの衝撃と圧倒「私、つきあった男には必ずボコられるんです」”. おたぽる. サイゾー. 2016年9月21日閲覧。




