神奈川県立がんセンター(かながわけんりつがんセンター)は、神奈川県横浜市旭区にある医療機関。地方独立行政法人神奈川県立病院機構が運営する病院である。都道府県がん診療連携拠点病院に指定されている。
2013年(平成25年)11月2日に新病院が開院し、2015年(平成27年)12月15日に重粒子線治療装置(炭素線)の治療を開始した。
沿革
- 1963年4月 - 神奈川県立成人病センター発足。
- 1986年4月 - 神奈川県立がんセンターとして改組。
- 2000年(平成12年)4月 - ICU病棟、無菌病棟、緩和ケア対応病棟整備。
- 2005年(平成17年)4月 - 地方公営企業法全部適用。
- 2010年(平成22年)4月1日 - 地方独立行政法人神奈川県立病院機構に運営移管。
- 2013年(平成25年)
- 11月2日 - 新がんセンター開院。
- 11月5日 - 新がんセンター、外来診療開始。
- 2015年(平成27年)12月15日 - 重粒子線治療装置(炭素線)の治療を開始。
診療科
- 内科
- 神経内科
- 循環器内科
- 呼吸器科
- 血液内科
- 外科
- 腫瘍内科
- 消化器内科
- 精神科
- 緩和ケア内科
- 脳神経外科
- 頭頸部外科
- 消化器内科
- 眼科
- 形成外科
- 皮膚科
- 乳腺・内分泌外科
- 消化器外科
- 婦人科
- 泌尿器科
- 骨軟部腫瘍外科
- 放射線診断科
- 放射線腫瘍科
- 核医学科
- 歯科口腔外科
- 麻酔科
- 外来専門
- 栄養サポート外来
- スキンケア外来
- リンパ浮腫外来
- 漢方外来
医療機関の指定・認定
- 保険医療機関
- 労災保険指定医療機関
- 指定自立支援医療機関(精神通院医療)
- 身体障害者福祉法指定医の配置されている医療機関
- 生活保護法指定医療機関
- 難病の患者に対する医療等に関する法律に基づく指定医療機関
- 原子爆弾被害者指定医療機関
- 原子爆弾被害者一般疾病医療機関
- 臨床研修病院
- がん診療連携拠点病院
- がんゲノム医療中核拠点病院
- DPC対象病院
- 臨床修練病院
- 公益財団法人日本医療機能評価機構認定病院
- このほか、各種法令による指定・認定病院であるとともに、各学会の認定施設でもある。
交通アクセス
- 相模鉄道相鉄本線、相鉄いずみ野線二俣川駅北口から
- 相鉄バス
- 「運転試験場(がんセンター)循環」に乗車し、「ライトセンター前」で下車(約5分)
- 「旭高校入口」行きに乗車、「ニュータウン第1」で下車(約5分)
- 徒歩の場合
- 二俣川駅北口から約15分
- 相鉄バス
- 車の場合
- 保土ヶ谷バイパス本村インターを下り、厚木街道を厚木方面に向かい「運転試験場入口」の信号を右折(約5分)
関連項目
- がんセンター
- 神奈川県立こども医療センター
- 神奈川県立精神医療センター
- 神奈川県立循環器呼吸器病センター
- 神奈川県立足柄上病院
- 神奈川リハビリテーション病院(昭和48年に神奈川県が設立)
- 七沢リハビリテーション病院脳血管センター(昭和48年に神奈川県が設立)
- 神奈川県立保健福祉大学
補足
神奈川県立がんセンターでは、電話による「がん」相談室と「がん」研究基金を設置している。
重粒子線(愛称:I-ROCK)治療の為に借入できるローンが、横浜銀行とスルガ銀行の2銀行で扱っている。 また、所定の条件を満たす神奈川県民の場合は、神奈川県より利子補給制度の助成を受ける事ができる。
労働組合
神奈川県立病院機構には、いくつかの労働組合がある。
- 神奈川県立病院労働組合(県病院労組)
- 全国一般労働組合 全国協議会神奈川(精神医療センターのみ)
注釈
出典
広報資料・プレスリリースなど一次資料
外部リンク
- 神奈川県立がんセンター
- 地方独立行政法人 神奈川県立病院機構




