区分(くぶん)とは、上位概念をそれに従属する下位概念に分けることである。
区分原理
区分原理とは、区分の目安となる性質のことである。区分原理は区分の目的によって決まり、2つ以上に分けられる。
区分の法則
- 一貫性の原則 - 各段階における区分原理はただ1つでなければならない。
- 相互排除の原則 - 区分肢は互いに排他的でなければならない。
- 一致の原則 - 区分肢は全ての場合を網羅する。
- 漸進の原則 - 区分は順序通りに上位概念から下位概念に進むべきで、飛躍してはならない。
参考文献
- 鮎沢修『分類と目録』日本図書館協会〈図書館員選書〉、1995年。OCLC 36042136。全国書誌番号:96040015。
関連項目
- 定義
- 分類
- ポルフィリーの樹
- 区別
- 弁別
- 判別
- 判別分析
- 差異
- 錯誤
- カテゴリー錯誤




