渡辺 治綱(わたなべ はるつな)は、江戸時代前期の尾張藩家老。渡辺半蔵家3代当主。

略歴

慶長11年(1606年)、山城国伏見で徳川家家臣・渡辺重綱の四男として誕生。

元和6年(1620年)、尾張藩主・徳川義直に仕え、知行2000石を賜る。寛永18年(1641年)、家老となる。寛永20年(1643年)、父の隠居により家督相続し、寺部領主となる。正保2年(1645年)12月、尾張藩の諸大夫3名の増員が幕府より認められ、寺尾直政、間宮正綱と共に叙任、従五位下・右馬允となる。承応3年(1654年)、3000石の加増を受ける。従五位下・飛騨守に遷任。

明暦3年(1657年)、江戸で病に倒れ、2代藩主・徳川光友の見舞いを受ける。帰国後、同年10月20日死去。享年52。嫡男・宣綱が家督を相続した。

出典

  • 『名古屋市史』

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