浜詰村(はまづめむら)は、京都府竹野郡にあった村。現在は京丹後市の大字である網野町浜詰・網野町磯・網野町塩江に分かれている。
地理
- 日本海
- 夕日ヶ浦海岸(浜詰海岸)- 「日本の夕陽百選」に選出
- 五色浜 - 美石が出土し、一条天皇の時代に上東門院に献上されたことにより「御志起浜」の名を賜った。
歴史
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、浜詰村・磯村・塩江村によって竹野郡浜詰村が発足。
- 1927年(昭和2年)3月7日 - 北丹後地震発生。家屋倒壊150戸、村内の死者30人。村内各所で熱湯(出典ママ)が噴出。
- 1950年(昭和25年)4月1日 - 浜詰村が網野町・木津村・郷村・島津村と合併し、改めて網野町が発足。同日浜詰村廃止。同町大字浜詰・磯・塩江となる。
名所・史跡
- 浜詰遺跡 - 縄文時代の貝塚と集落の遺跡。竪穴建物が復元されている。
- 箱石浜遺跡 - 弥生時代の遺跡で、中国の新時代の貨幣が出土した。
- 大泊古墳群 - 横穴式石室があったとされる3基の古墳。
- 志布比神社 - 式内社。浜詰の村社。
- 福寿院 - 2002年(平成14年)には魚や蟹の供養を行う夕日魚籃観音が建立された。
ギャラリー
出典
脚注
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 26 京都府』角川書店、1982年
- 浜詰のあゆみ執筆者委員会『浜詰のあゆみ』浜詰区、1997年
関連項目
- 京都府の廃止市町村一覧


