バックミンスター・フラーが提唱したトリムタブとは、小さな部分が、巨大な全体をわずかな力で動かす働きのことを指し、彼の思想で頻繁に使用された概念である。

本来のトリムタブとは、船舶において舵自体につける更に小さな舵のことをいう。これになぞらえて、フラーはか弱い個人でも最大限の決意を持って正しいことを行えば、人類という巨大な船を動かしうると主張した。

彼の墓標にも「Call me trimtab」という碑が刻まれていることからも、彼が自らの存在を「トリムタブ」と見なしていたことがうかがえる。

参考文献

  • 『クリティカル・パス―人類の生存戦略と未来への選択』バックミンスター・フラー、 梶川 泰司 訳 白揚社 ISBN 4826900848

関連項目

  • デザインサイエンス
  • シナジェティクス
  • エフェメラリゼーション
  • プリセッション
  • ジオデシック・ドーム
  • トラス構造
  • テンセグリティ
  • ダイマクション・マップ
  • フライズアイ・ドーム
  • ローマクラブ
  • トマス・ロバート・マルサス
  • 梶川泰司

船外機のトリムタブ取付け

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Designing for Mobility バックミンスター・フラー作品集 by メルカリ

トリムタブの調整

船外機のトリムタブ取付け