禅東院(ぜんとういん)は、東京都八王子市にある曹洞宗系の単立寺院。
歴史
- 1400年(応永元年)、禅東海巌によって開山された。禅東海巌は片倉城城主長井氏の出身であり、真言宗の僧侶であった。そして「禅東庵」という草庵を結んだ。その後慶長年間(1596年 - 1615年)に大室林(隣)徹が寺院化した。その際に曹洞宗に転宗している。
- 1897年(明治39年)の八王子大火、1945年(昭和20年)の八王子空襲で被災の憂き目に遭っている。1950年(昭和25年)に曹洞宗から分離し、単立寺院となった。
- 現在は、臨済宗も含む禅宗の単立寺院として、アジアの上座部仏教との交流を深めている。
交通アクセス
- 八王子駅より徒歩13分。
脚注
参考文献
- 西田鼎江 著『八王子三十三観音霊場―その案内と現況―』揺籃社、1993年
外部リンク
- 八王子の寺で永代供養の墓地をお探しなら、宗教法人禅東院へ
- 日本テーラワーダ仏教協会


