町田市立博物館(まちだしりつはくぶつかん)は、東京都町田市にある市立の博物館である。2019年6月16日をもって一般公開を終了した(後述記載)。
概要
1973年(昭和48年)に町田市郷土資料館として開館。その後、工芸美術品等も展示することになり、1976年(昭和51年)に町田市立博物館に改称。
ガラス器の蒐集に特徴がある博物館で、収蔵数は10,000点以上に及ぶ。ヨーロッパ、中国、日本と広く、香料入れの小瓶など他にないコレクションを収蔵している。また、戦前の人気マンガ『のらくろ』の作者田河水泡が寄贈した、江戸時代から昭和初期までの戯画・漫画関係資料約550点も特色あるコレクションと言える。
建物の設計は、和風建築の名手と知られる建築家の山口文象によるものである。博物館の近くには、東京都指定史跡の町田市立本町田遺跡公園がある。
施設老朽化などにより、2019年6月16日をもって一般公開を終了し、公開終了以降は同館の刊行物販売業務のみを行っている。今後、同博物館の所蔵物については同市内の芹ヶ谷公園内に建設される「(仮称)国際工芸美術館」(2026年3月開設予定)に移設される予定となっている。
利用案内
- 開館時間
- 9時~16時30分
- 休館日
- 原則として月曜日
- 年末年始(12月28日~1月4日)
- 展示替え期間中
- 入館料
- 一般300円(障がい者は半額、中学生以下無料)
交通アクセス
- バスの場合
- 町田バスセンターより町41・町50・町54に乗車し、「市立博物館前」下車徒歩7分。
- 鶴川駅より金井経由町田バスセンター行き(町50・町54)に乗車し、「市立博物館前」下車徒歩7分。
- 自家用車の場合
- 専用駐車場(9台分)あり。
歴代館長
- 水澤澄夫(1973年~)
- 諏訪元一(1975年~)
- 千沢楨治(1976年~)
- 田邉三郎助(1987年~)
脚注
関連項目
- 町田市立国際版画美術館 - 版画を専門に扱う町田市立の美術館
- 町田市立自由民権資料館 - 自由民権運動や町田の歴史に関する資料を中心に展示した資料館。
外部リンク
- 町田市ホームページ




