古君駅(ふるきみえき)は、石川県鳳珠郡穴水町花園にあったのと鉄道能登線の駅。2005年(平成17年)、能登線の廃止により廃駅となった。所在地は穴水町花園であったが、駅名は近隣の地名である「古君」を名乗っていた。

かつて、当駅より蛸島方に900 m程進んだ箇所で脱線事故が発生した(能登線列車脱線事故)。事故現場には慰霊碑が設置されている。

駅へは石川県道34号能都穴水線から住吉神社の路地に入り左折、その後道なりに行くと到達する。慰霊碑には先述の住吉神社の鳥居の左端をすり抜け、廃線跡の橋脚をくぐった先にある。

歴史

  • 1959年(昭和34年)6月15日:日本国有鉄道(国鉄)能登線の駅として開業。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道に承継。
  • 1988年(昭和63年)3月25日:のと鉄道に転換。
  • 2005年(平成17年)4月1日:能登線廃止に伴い廃駅。

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅。駅舎はなく待合所のみが置かれていた。無人駅となっていた。

駅周辺

  • 明泉寺

隣の駅

のと鉄道
能登線
前波駅 - 古君駅 - 鵜川駅

脚注

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧
  • 廃駅

古市駅/フルイチエキ(古市/古市駅/駅(代表)) by LINE PLACE

古君駅(のと鉄道能登線)

古君駅跡-ここはかつて駅でした… のと鉄道 宇出津-穴水間2006年版 その6

駅舎随録 古市駅(広島高速交通)

【廃墟】廃線当時のまま残る、のと鉄道能登線の廃線跡を巡る... / のと鉄道能登線 穴水→古君 YouTube