チーナHeliotrygon gomesi)はポタモトリゴン科に属する淡水エイの一種。

アマゾン川上流域、特にブラジルに分布する。日中は川の深場に留まり、夜間は餌を求めて岸近くに移動する。観賞魚として流通するが、その量は少なく飼育も難しい。

分類と名称

ブラジルのジャマリ川で発見され、2011年に正式に記載された。属名は「太陽のエイ」という意味で、円形の体に由来する。種小名はエイ研究者であるUlisses L. Gomesへの献名。形状が中国の伝統的な帽子に似ているためチーナと呼ばれる。「モテロ」とも呼ぶ。

形態

体盤は円形で、非常に平たい。体盤幅は最大58 cm。目は小さく、突き出ない。背面は一様に黄褐色や茶色で、特徴的な模様は無い。マユゲエイと似るが、模様により区別できる。同属の H. rosai と比べると、尾の付け根がわずかに細く、目と吻先の間がわずかに長い。尾は短く、尾棘は退化しており、ほぼ無害である。

脚注

参考文献

  • Ballantyne, J. S., and D. I. Fraser. "Euryhaline elasmobranchs." Fish Physiology: Euryhaline Fishes: Fish Physiology 32 (2013): 125–198.
  • Fehlauer‐Ale, Karin H., and D. Timothy J. Littlewood. "Molecular phylogeny of Potamotrygonocotyle (Monogenea, Monocotylidae) challenges the validity of some of its species." Zoologica Scripta 40.6 (2011): 638–658.
  • Orsén, Ludvig. "Potamotrygonidae, broskfiskarnas” outsider”."

関連項目

  • 淡水魚
  • 魚の一覧

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